新卒で大企業に入れなかった人へ
まずは敗北を認めるべきだ
新卒で大企業に入れなかった人へ。
世の中のほとんどの学生は大企業を目指すでしょうw
最初からベンチャー企業に行くと決めてベンチャー企業しか受けない人はごく一部。
大抵の学生は「知っている、聞いたことのある企業」を目指します。
親や親戚からも「大企業に行った方がいい」と言われたことがあると思います。
でも大企業に入れる人は一部だけ。
大半の人は大企業には入れず、結果として中小企業(ベンチャー含む)に就職することになります。
大企業を受けて採用試験に受からず中小企業に就職した人は例外なく「敗北」した
事実を受け止めなければなりません。
現実に向き合いましょう。
中小企業の方が成長できる神話
よくネット上では「中小企業には裁量権がある」「大企業と違って自分でなんでもやらなければいけないから力がつく」故に「大企業の社員より早く成長できる」と宣う。
それは一部は真実だが、ほぼ間違いである
上記の言葉を謳っているのは中小企業の社長だったり幹部陣だ。特にベンチャー企業の。
彼らの経歴をご存知ですか?
大企業出身の方が多い
ということに気づかないでしょうか?
彼らは大企業で成長できていないのに会社を立ち上げたのだろうか?大企業でスキルを身につけられず、とりあえず独立してからスキルを磨いたのだろうか?
答えはもちろんNOでしょう。
大企業の中での熾烈な競争、大きなビジネスを経験して得た人脈やスキルを活かして彼らは起業し成功しているのです。
そしてよく聞くのが、中小企業の社長の子どもは会社を継ぐ前に大企業に「修行」のために入社すること。
中小企業の方が成長できるのであれば、そういった中小企業の社長はどうしてわざわざ大企業に入ってから起業したりするのでしょう。
どうして社長の子どもはわざわざ大企業に「修行」しに行くのでしょう。
中小企業の方が成長できるなら、なぜ中小企業に入らないのか?
答えは明確ですね。
大企業の方が成長できるし得るものが多いからです
大企業に入るメリットは段違い
大企業に入れば、それだけで優秀な同僚が多いため質の高い競争をすることができます。
彼らは就活に際して企業をちゃんと研究し、採用戦線を突破してきました。事前準備や努力を怠らなかった証です。
そして大企業に入社後もスキルを磨いたり勉強したり向上心の高い人も多いです。
大企業の取引先には大企業がいます。
顧客もまた優秀な人材揃い。内でも外でも優秀な人を相手にスキル経験を磨いていきます。
そして給料や福利厚生も当然凄い。年収差については大企業と中小企業は比べるまでもないですね。ちょっと調べれば大きな格差があることを知るでしょう。
ちなみに若い時の年収は大企業と中小企業とでは大差はありません。しかし年齢を重ねるにつれ年収差は開いていきますよ。大企業の課長の年収は中小企業の部長か役員クラスと同等なんて話はよくあることです。
環境、経験、人脈、給与福利厚生。
大企業に入って得られるメリットは中小企業のそれとは段違いです。
大企業コンプレックスはもう終わりにしよう
結局のところ「中小企業の方が成長できる」なんて言っている人は「負け惜しみ」を言っているに過ぎないのです。
中小企業の方が成長できるというなら、別に大企業のことをわざわざ話題に出す必要もなく黙々とスキルを磨いていればいいのです。
結局のところ「中小企業に入った自分は間違っていない!」ということを正当化したいだけなのです。
でも気づきましょう。
年収、スキル、人脈、環境、全てにおいて大企業が勝っています。
大企業にいる人は努力を怠らずにいたからこそ、大企業にいるのです。
中小企業にしか入れなかった人は就職戦線で敗北したことを認めましょう。大企業コンプレックスを丸出しにするのは「負け惜しみ」であり恥ずかしい行為であることを自覚しましょう。
何度も言いますが、あなたの勤め先の中小企業の社長は大企業出身ですよ。
負けを認めて現実と向き合い、そこから這い上がる努力をしましょう。
もしかしたら大企業に転職できるかもしれませんよ。本当は入りたいんでしょ?