適当に生きたいブログ

ただの日記です。毒多め。

子会社の出世なんて限界あるよ

職場に困ったプロパー社員がいます。

 

親会社で契約社員として働いていた経験があり、その正社員採用試験に落ちて今の子会社に正社員として勤めている人です。

 

悔しさをバネに、出世欲を隠さずにガムシャラに働く姿勢は尊敬に値します。

 

ただし周囲との軋轢も多く、自身の手柄を誇張したり、他人の手柄が自身のそれよりも優れている場合は嫉妬を隠しません。ましてその相手が親会社からの出向社員だと更に酷くなります。

 

そして上司には堂々と「私は成果を出してるから来期には昇進できますよね!」と言い張り、結果的に昇進できないと「なぜ〇〇さんが昇進できて私ができないの!?」と怒り散らかす始末。

 

私たち出向社員は苦笑いするしかありません。

 

子会社で出世するには限界がある事にその人気づいていないのです。

 

課長…いや係長ですら出向社員が占めている会社なのです。プロパー社員が出世できるだけのポストは空いていません。

 

残酷ですが、これが子会社の現実です。

 

子会社は親会社からの分離された事業会社であることが多く、親会社は子会社の事業を統括管理するマネジメント業務を行い、子会社は直接事業を手がけるソルジャーに過ぎません。

 

我々出向社員は「現場を知り後々のマネジメント業務に向けて現場業務の経験を得ること」を目的としてされています。

 

故に自然と出向先でも優先してマネジメント経験を得る事になります。それは親会社の人事が子会社の人事に「お願いという名の命令」されている事です。

 

まして子会社の経営陣は一人欠かさず親会社出身な訳ですから、自然と出向社員が優遇されることになります。どれだけ綺麗事混ぜようともコレが現実です。

 

親会社に正社員採用されなかったコンプレックスを糧に強くなろうとする姿勢は良いでしょう。しかし子会社の現実はかなり厳しい。それを理解する日はそう遠くないはず。その時に心折れずに立ち向かえるか。僕は静観して見届けようと思います。